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テニスの戦術・戦略・ポジショニング 上達のためのテニスの戦術・戦略・ポジショニングを解説します。メルマガのバックナンバーです。

HIYOKOGUMI
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雁行陣の戦略2 雁行陣前衛の左右の動き2

 前回はパートナーがサーブをサイドに打ったときの前衛の動きについて説明しました。前回のポイントはサイドにサーブが入ったら前衛はサイドに1歩寄ることでした。   今回もあなたのパートナーがサーバー(1)であなたが前衛(2)という状況です。前回同様パートナーがサービスを打つ前は通常水色のボックスの真ん中あたりにポジショニングします。  レシーバーが返球可能な角度はおおよそ図のようになります(前回と同じ図です)。太い紺の矢印はあなたが守ることができる範囲です(人によってこの広さは違いますが)。そして三角形が敵の後衛が打つことのできる角度です。  図2-1がセンターにサーブが入ったときのリターンの角度、図2-2がサイドにサーブが入ったときのリターンの角度です。今回はこの図2-1のパターンです。  ポイント:センターにサーブが入った場合は、前衛はセンターよりに1歩動くのが重要です(ポーチすることを考えれば斜め前が良い)  

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 理由は図を見れば、分かると思います。
 レシーバーが返球可能な角度はおおよそ図2-1のようになります。サイドにサーブを打ったとき(図2-2)に比べるとリターンはサイドに打たれても、前衛の守備範囲内でしかもすこし余裕があります。そこで、1歩センターによることにより相手が打てる範囲を狭めることができます。前衛のあなたはポイントゲッターですからレシーバー(4)は相手の前衛(2)(あなた)にボレーで決められないようにリターンをします。あなたが守れる矢印の範囲を避けて返球するはずです。
 リターンする人から見るとこの1歩動くか動かないかでリターンの余裕がぜんぜん違います(図2-3,2-4)。この動きが目に入ることでリターンをミスさせることができる場合もありますし、すこし返球があまくなればポーチで決めることができるチャンスが高くなります。
明日からサーブが入った方向に1歩動きましょう。  



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雁行陣 | 投稿者 HIYOKOGUMI 18:31 | コメント(0)| トラックバック(0)

雁行陣の戦略1 雁行陣前衛の左右の動き1

サービス側の前衛(②の位置)にいるときの動きの基本です。パートナーがサービスを打つ前は通常水色のボックスの真ん中あたりにポジショニングします。パートナーがサイドにサーブを打ったときにあなたはどうしますか? レシーバーが返球可能な角度はおおよそ図のようになります。 太い紺の矢印はあなた(前衛)が守ることができる範囲です(人によってこの広さは違いますが)。そして三角形が敵の後衛が打つことのできる角度です。 図1-1はセンターにサーブが入ったときのリターンの角度、図1-2がサイドにサーブが入ったときのリターンの角度です。今回はこの図1-2のパターンです。

ポイント:パートナーがサイドにサーブを打ったら、前衛は一歩サイドによることが重要です。

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全く前衛が動かなければ少し上手なレシーバーであればストレート(点線)にリターンエースを狙ってきます(図1-3)。ですから、一歩サイドによって「ストレートケア」する必要があるのです(図1-4)。 ちなみに、上級者では前衛(②)がわざとサイドに一歩よらずにストレートのリターンを打たせて(誘って)、打った直後に一歩サイドによりボレーでしとめるといったことをする場合があります。このような駆け引きは相手も基本の動きが分かっていないと意味がありませんし、初級者にはお勧めしません。次回は相手がセンターにサーブを打った場合の前衛の動きです

1-2

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雁行陣 | 投稿者 HIYOKOGUMI 22:52 | コメント(0)| トラックバック(0)
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